電波ソングが普通に聴けるようになったら

BSジャパンで毎週金曜日に『侵略イカ娘』の再放送をやっているので、録画したりしながら見ている。
本放送の時はネット配信のタイミングが微妙にずれたり、OPがなんかアレだったので見ていなかったのだけれど、今聞いたら結構普通に聞けた/(^q^)\
たぶんだんだんいろいろなモノに慣れて無感動になっているのかもしれないと思いながら、とりあえずイカちゃんがかわいいのでがんばろうと思う。
昨日からなんかこればっかりな気がする。

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今日から集中講義で4日連続、8時45分から16時過ぎまで講義。
講義内容以外に頭を使わなくていいのは楽でいい。
ところで先日扇智史さんの『永遠のフローズンチョコレート』を読んだ。
扇さんの作品は『塔の町、あたしたちの街』くらいしか読んでいなかったのだけれど、秋葉原有隣堂で店員さんおすすめの棚に入っていたのと、中西新太郎さんの『シャカイ系の想像力』で言及されていたので。
シリアルキラーの女の子と諦観しているような男の子、そして不死の少女(?)の物語。
女の子と男の子が、イッてるなら突き抜けて欲しいのになんだか中途半端に普通のことに悩んだりしているのを見ると、どうにもイライラしてしまうのだけれど、結局その程度なのに通り魔やったり、そんな女の子を受け入れて悟りきった風に振舞ってみてるってところはたぶんある種のリアルなんだろうと思う。
見た目だけは若い、何年生きているのかわからない少女の達観との対比があるために、余計に浮き彫りになる平凡さと行動の非凡さのギャップが痛い。
ついつい忘れがちになってしまい、批判したくなってしまうのだけれど、マンガやラノベの主人公の少年少女は少年少女でしか無いのだ。
ハーレム系的な鈍さはともかくとして、物語の外からの客観的非難の感情は、反転してその主人公に同化した上で違和を非難してしまうという、読み手としての私の成長しなさへの非難に感じられる。
要するに、同レベルで何を言っているのかという自問。
感情移入なのかそれとも別物なのかはなんとも言えないけれど。
うわ、ぜんぜんまとまってないや。