あれは高校時代だったか……

ちょっと残念な事情により、週末に読もうと思っていた本がほぼ手元になかったのと、同じ事情で手元にある読まないといけない本を読む気が起こらなかったので、二年前の引越し以来ダンボールに詰めっぱなしになっていた文庫本の整理(というか揃ってるか確認)をした。
主に、というか全部スニーカー文庫ガンダムシリーズオーフェン、エンジェル・ハウリングという秋田禎信作品だけなんだけど。
整理するだけにしようかとも思ったけど、先日「一つ火の粉の雪の中」と「愛と哀しみのエスパーマン」の秋田作品2冊を読んでいたこともあって、オーフェンの無謀編を読むことにした。
魔術士オーフェンシリーズとの出会いは、かれこれ7年くらい前。
大学生の時だったか高校生の時だったか、ここ数年曖昧だったんだけど、大学の推薦入試の面接練習で
私「趣味は読書です」
先生「最近読んでいる本は?」
私「……えーと、ファンタジーとか」
というやりとりをしたことを思い出したので、高校時代だ、たぶん。
面接練習の記憶が夢でなければ(不安すぎて夢でよく面接の練習をしている場面が出てきた。練習の場面なのは、たぶん担任の先生が怖かったからw)。
最後に読んでからずいぶんと時間が経っていたので、キャラクターから受ける印象とかだいぶ違うだろうなと思っていたけど、人間そうそう変わるものでもなかった。
いくつか曖昧にしか覚えていない話があったけど、何度も繰り返し繰り返し読んでいたせいもあっておおかた細部まで記憶していた。
この間某所でSS読むまでキースとか忘れてたけど、一回思い出すとそれをフックに全部出てくる。
プレオーフェン読んでたらはぐれ旅の方ももう一度読みたくなってきた。
当時、∀ガンダム関連の記事を探して古本屋で99年〜00年にかけてのアニメージュを買っていて、そこにたまたま同時期にアニメ化されていたオーフェンのアニメ版の記事があり、偶然本屋で角川のコミックを見つけて買ったら面白かったから原作を集め始めた。
リアルタイムではなかったので、さがすのにそこそこ苦労した記憶がある。
なんとなく大学時代だったか高校時代だったのか曖昧だったのは、たぶん熱心に読んでいたのが大学時代だったからだろう。
自転車通学だったこともあって、1・2年生のときは雨が降ると5回に1回はサボってベッドでゴロゴロしながら小説やマンガを読んでいた。
なぜあの頃、オーフェンを足がかりにライトノベル、特にハイファンタジーにはまっていかなかったのかが、自分でもよくわからない。
オーフェン以外のファンタジーは、海外・国内、小説・マンガ、アニメ含めたぶんほとんど読んでいないし見ていない(秋田作品のエンジェル・ハウリング(どちらかというとオーフェンよりもこちらのほうがよりファンタジー度が高い気がする)は好きだったけど。)
それまで好きだったガンダムとかカウボーイ・ビバップみたいなSFや、特撮により力を入れてたってこともあるけど、なんでなんだろうなぁ……。

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そういえば本を整理していて、あの微妙にイラストがミスマッチじゃないか感のある富士見ミステリー文庫の「閉鎖のシステム」を発見。
なぜか2冊。
1冊買った記憶はあるけど、もう1冊は一体……?