流出してますか?

昨夜は久々に大人数の飲み会に参加させてもらったせいか、一次会から飲み過ぎて、記憶が殆どない状態で朝目が覚めました。頭痛と一緒に。
なにかロクでもない話をああだこうだと言っていたような気はするのですが、思い出すのが怖いのであまり深追いはしないことにしました。
さて、昨日から世間様で話題になっていることと言えば、尖閣諸島での海保と中国船の映像流出でしょう。
昨日はほとんど外にいて、帰ってきたらすぐに寝てしまったので、状況がわかったのは今日の午後でしたが、大盛り上がりですね。
情報管理の甘さに対する指摘から、流出させた人を英雄視する言説までいろいろあるわけですが、特に面白いのはYouTubeおよびその他の動画投稿サイトが今回の件で一気に認知度が上がったということに対する指摘だと個人的には思います。
PC向けのブログをやっている私自身は、当然ネットにアクセス出来る環境にいて、なおかつそれなりにネットを使えているわけですが、他方で世の中にはネットってなに?という人も大勢いるわけです。ネットには接続していても、携帯電話で、というユーザーが多いのも日本のネットを巡る環境のひとつの特徴でもあります。
普段ネットをよく利用する側からすると、ある種の常識になっているようなもの、例えばツイッターや動画配信サイトなども、話が通じるのは実はそれほど多いわけではない、ということが、今回の件での報道の仕方それ自体、つまりYouTubeの説明、動画投稿サイトの説明について時間が費やされることから見えてくる。
今回の流出の性格がいかなるものであるのかはまだわかっていませんが、もし内部告発的なものであるのならば、動画投稿サイトの認知度が上がったことは、ますますこの手の流出が増えることが予想できます。先日はイラク戦争の情報がウィキリースクによって大量に公開されましたし。
この手の情報は、物理的な管理を強化するのか、ある程度流出することを前提とした上での情報管理(公開)を考えていくのか。特に今回のように注目が集まり、不満が高まるような状況下で、どのように情報を扱うのかというのは重要です。

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