いろいろ雑記(迷い猫、俺妹)

迷い猫オーバーランの8話を見る。
毎週、アニメイトTVで最新話が無料で視聴できるわけだけど、このところ、なぜか日曜の午前中に先週の日曜から配信されているのを見て、午後に更新される今週分を来週の日曜日にみるという意味の分からない一週間ズレをしている。
二話続けてみるのはつらい…、と思っていたからなのだけれど、どうやらここまで我慢して見てきたかいがあって、なんか面白くなってきた。
7話までは、ただ希がかわいいだけのアニメだと思っていた。
ほぼ全てがどこかで見たことあるような気がする(あくまで気がするだけで、実際どれと言われると困るわけだけど、それくらい典型的なパターンの集合に思える)エピソードと、なんか毎回微妙に良い話臭がして、これはもうギブかなと。
6話に至っては、急に全編ロボットアニメで、一切の説明がないという意味のわからなさ。
もはや迷走の域を超えてるんじゃないかと、というか僕は理解出来ないと思っていたのだけれど、先週更新された八話のジェンガゲームにおけるオフィシャルで同人やってますけどなにか的なメタ感に、感動すら覚えた。
唐突にラブジェンガをキャラクター達がするという意味のわからなさは、もはやストーリーとか必要なく純粋にキャラクターだけでなんでもできることを自虐的にやってる。
しかも露骨に。
家康のオタク設定によるメタ化なんかもはや何の意味もないほどに。
(しかし先週までのストーリーによってキャラクターが成立しているとも言えるのか?という問題があるけど、アニメ版迷い猫オーバーランに関しては、それは必要ないように思う。
絵と最低限の説明があれば、これまでの放送のストーリーは必要ないほどに典型的なキャラクターだから。
むしろ個人的には泣ける(?)エピソードの方が不必要に思う)
水着回にもあった、グラビアチックな静止画の表現。
もはやつまらないと言ってたのは、どう考えてもこっちの見方が間違っていたのだなとしか思えなくなる。
ところで、いつメイドさん二人は脱ぐのかね?グヘヘ(ry

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ところで、「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」というライトノベルを2巻まで買って、そのあと購入するかどうかまよっている。
偶然、雑誌の読者モデルをするほど可愛いが性格が折りあわず仲の悪い妹が重度のオタクと知ったオクタではない兄が、オタク趣味を敵視する親や友人から妹を守る、というような内容(2巻まででは)
文章があれ、ということは置いておいて、問題はどうにも遠回りすぎる兄=主人公の行動に同族嫌悪的なものを感じる辺りに、3巻以降の購入を迷っているという事情がある。
とことん兄妹仲が悪いことが強調され(てるけど端々に「実は…」みたいな雰囲気を漂わせる描写はあるけど)、主人公が妹のために何かをするのも、延々と言い訳がましい。
なんか理由なくいいことするのってかっこ悪いからそういうんじゃなくて、やるしかないんです的理由をひたすら自分の中で探した挙句、ちょっとカッコ悪くて上手く行かなかった風ながら結果オーライでどうにかなりました、という感じなのは、「ああ、これオレだわ(かわいい妹なんていないけど)」という気分になる。
延々と、自分のなかでの行動の根拠となる心理を見せられてる(一巻を通じて、問題に対する行動への理由となるエピソードから問題発生、そして行動理由の発見と行動、結果)気がする。
そういう意味で読んでてびみょーな気分になるんだけど、3巻以降で「あやせ×桐乃」の百合展開があるのならば是非読みたいんですが、読んでる人、こっそりそうなるのかどうかだけ教えてください^^