性の用語集

『性の用語集』(著:井上章一&関西性欲研究会)を読んだ。
以前読んだ『性的なことば』(感想はこちら)はこの本の続編。
「性的なことば」の方が面白かったという印象。
たぶん最初に読んだ時の新鮮さと、説明されている語句のせいだと思われる。
とはいえ「性の用語集」も面白い。
小説等で見たことがあって、意味はわかっていても、どう云う経緯でそんな言葉を使うようになったのか等を知らなかった言葉について知れていろいろと面白い。
真面目に語源を追っているので、タイトルからなんとなく想像するほど読みやすくはないけど。
一番驚いたのはM検という言葉で、これは全く知らなかった。
男性器の検査のことなんだけど、結構最近まで行われていたらしい。
これのおかげで戦前は包茎が少なかったとかw
詳しくは読んでみてください。