無題

 諸事情により一か月弱で結構な枚数を埋めなくてはいけなくなったので、今日はとりあえず神保町に古本を探しに行きつつ昼寝を堪能しながら夜はウィスキーのロックを3杯ほどいただいてしまった。てへっ☆
 今日でだいたい一週間東京にいるけれど、もはやこちらでの生活(?)の方が日常なのではないかと思ってしまう。日常/非日常という区切りはあいまいだ。非日常も続けば日常化するし、そもそも日常だと思っているものが日常であるというのはその日常を根拠にするという自己言及的なものでしかない。例えば旅行が非日常なのか、日常の延長なのかは考え方によって違う。
 そういえば柴村仁さんの『プシュケの涙』を読んだ。大した感想はないのだけれど、結局自分にとってどうでもいい人にだって、それなりの人生/物語があるのだ、ということだと思う。たとえいくつかの特徴だけしか知らなくても、それは私がその人についてそれだけしか知ら無いということに過ぎない。まあそんな当たり前のこと、だけど時に忘れてしまうこと。

 札幌がなんだか大変なことになっていたらしい。大学時代毎日のように見ていた川が、かつて見たことのない状態になっている映像が全国放送で流れていた。少し落ち着き始めたようなのでちょっと安心。