ふむぅ

昨日に引き続き雪が降っていた@札幌。
10センチ弱降り積もったらしい。
近所の山は、せっかく紅葉が見られるようになると思ったら真っ白になってしまった。
案外老後なんどもそういうものかもしれない。←
リハビリがてら紅葉でも撮りに遠出しようかと考えていたのに残念だ。
中途半端な季節の雪景色も好きだけれど、写真がうまく撮れない。
細かい設定ができない。
そしてする気もないから、適当にカメラを向ければわりときれいに撮れるものばかり撮っている。
空とか橋とか遠景とか。
人の写真なんて、一瞬だてその人を収めることができないんじゃないかと思う。
そう言えばフィルムではない映画は、僕たちが記憶している一瞬の静止画的なイメージを、どこにも記録していない。
もしフィルムを使って撮影していれば、それはコマの連続で、一こま一こまが残っているけれど、デジタルな記録ではコマという概念がないとか。
写真も結局、撮る瞬間の風景は撮ろうとした風景と同一ではありえない。
デジカメはオートフォーカスを使うとタイムラグがあるし、フィルムのカメラだってコンマ何秒だろうとずれている。
それに、レンズ越しの風景と肉眼のそれは異なる。
写真が現実を写しているのかどうかを僕は知らないけど、なんか不思議だなぁ。

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必要なのもあるけど、それ以上に興味として日本近代文学が読みたい。
漱石とか鴎外とか。
これまで読まなかったことを正直かなり後悔してる。
最低限の教養として目を通してはいても、日本近代文学としての流れのようなモノに沿った読み方はしてこなかった。
学部時代、ひたすら時事問題を(しかも相当適当に)追いかけて、新書を読み散らかしていたことを本当に後悔してる。
いや、それ以前に怠惰な高校時代を……(以下小学校まで戻る。

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人生はいつからでもやり直せるというのはたぶん嘘だ。
やり直しではなく仕切りなおし。
再スタートはたいてい前の条件よりも悪い条件が前提になっている。

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