気分がコントロール出来ないので

義務じゃないことは基本的にパスしたいわけですが、かといって義務をこなしたいわけではない。
でも自由にしろと言われるとなにをすればいいのかわからないし、することを指定されると自由が欲しくなる。
6月辺りから、諸事情により教科書的な本を大量に読む必要があったので、結構まとめてリストを作ったりしながら消化をしてたけど、これがなかなか進まなかった。
専門書だろうが教科書だろうが、ひとまず活字なら読むのはやぶさかではないし、それなりに興味もあるんですが、他のジャンルにもっと興味をひかれてしまうという状態。
あるいは小説に逃げる(というと小説に失礼だけど)ような感じで、最終的にはつじつま合わせって感じのスピードで消化したものの、関係ない本もかなり読んでしまった。
で、最近ちょっと自由になったので、読みたかった本や、特に急がない本を読もうと思うと、とたんに教科書的な本が読みたくなる。
ある期間読みたくても読めなかった本を、読めないけど積んでおくと、いざ読めるときになって読みたくなくなるのはいったいなんなんだろうか。
あと、シリーズをまとめて買うと、なかなか読めない現象も謎。
今月は小説、とくにわりとさくさく読めるライトノベルを中心に読もうと思っていたのに、今読んでいるのはドストエフスキーの「悪霊」だし、次に読みたいのは同じくドストエフスキーの「未成年」だ。
このニ作品(文庫本4冊)は、去年の年末に本屋で衝動買いしたものなのだけれど、当時は読む時間があったのにめんどうで読まなかったものなんだけど、今すごく読みたい。
あとは「金枝篇」とか、宗教学とか民俗学とか。
余計なことを考えずに、端からライトノベルと現代小説を読んでればよかったのに、「今月はこれ」と決めてしまったことがどうやら影響している。
なんていうか昔からひねくれてはいたのだけれど、自分で決めたことにまで反対する必要はないんじゃないだろうか。
いや、自分のことなんだけど。
ところで、ドストエフスキーはどういう順番で読んだらいいんだろう?
罪と罰 と カラマーゾフの兄弟、短めの賭博者とか貧しき人びととかは手元にあるけど、読む順番とかあるんだろうか。
あと、「白痴」はどれを買えばいいの?
光文社古典新訳文庫、新潮、河出、岩波……。
だれか教えて……。

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